住宅性能表示

住宅性能表示


住宅性能表示制度というのを見聞きしたことがある方も多いでしょう。

これは、家にたいして、いくつかの項目を一定の基準で、国土交通大臣の指定をうけている第三者機関が評価し、各項目がその質によって等級という形でランクづけされ、評価書として報告するというものです。

これによって、施主が求めたとおりの性能をもった建築がなされているかどうかがわかります。また、ここで評価される項目についてのトラブルがあったときも、安価で紛争解決の相談にのってもらえるのがメリットです。この制度は、施主が任意でつけることができます。

費用はだいたい数十万といったところです。
ちなみにこの評価書には、設計図の内容を評価する「設計住宅性能評価書」と、実際の家の施工段階から完成まで、何度かチェックして評価する「建築住宅性能評価書」とがあります。やるならどちらも取得するようにしましょう。ただし、建築住宅性能評価書が交付されるのは、当然ながら竣工後です。

この性能表示について個人的な意見をいわせてもらえば、これはあくまで「ないよりはつけた方がまし」程度のもので、絶対的な信頼を置けるものではないと思っています。だって残念なことに、お国からの指定をうけていても、実態はロクな仕事をしていない、なんてところは業種にかかわらずありますからね。

そして、ここで評価の対象とされていない項目に関しては、まったくのノーチェックだというのも意外に見落とされがちだからです。

ですから、最初からこの制度を紹介しないからといって、それが悪い業者というわけでは、けっしてありません。実際、希望する施主はまだまだ少数なのが現実です。しかし、施主がこれをつけたいと言っているにもかかわらず、何だかんだと理由をつけてやめさせようとする業者はさすがに気をつけたほうがいいでしょう。

だからこの制度を利用するにしろしないにしろ、業者の姿勢を確かめるために一度聞いてみるのもいいかもしれません。

ちなみにややこしい話ですが、似た名前の制度に「住宅性能保証制度」というものがあります。で、この住宅性能保証で10年の保証というのは、実は義務づけられているものであり、早い話が、なけりゃおかしい、というレベルのものなのです^^;

(詳しくは、後述の「○○年長期保証って安心?」をごらん下さいね)

ですから、チラシに「10年の住宅性能保証!」なんてもし書かれていたら要注意。どこでもやっている(というか義務)、当たり前のことをわざわざアピールするしかない業者って、ちょっと考えものではないでしょうか?

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