下請けに回されるのか確認する

下請け業者


さて、業者に家を建ててくれと頼んでも、業者側が下請けに出すことはけっして珍しいことではありません。

ですが、これが業者によっては孫請け・ひ孫受け…ひどい場合はそのまたさらに…ということもあります。「建築工事は下請けに出されるのか。下請けに出される場合、さらに下請け以下(孫請け)に工事を回される、などといったことはないか」これを確認しておくのは大事なことだと思います。

個人的には、下請けまでなら、まあ仕方ないかな、とは思っています。下請けの適性を見きわめた上で施主のニーズに応じた使い分けをして、きちんと責任をもって、監理して工事を進めさせるというのなら、ありかなと。

しかし、そこまでですね。孫請けひ孫請けと、間に入るところが多くなると、どんどん品質は落ちるばかりです。なぜって?それはもちろん、それぞれが下に仕事を下ろす際にリベートをとるからです。

たとえば2500万円で、家の建築を依頼したとしましょう。
そして業者が、下に仕事を下ろす時に2割のリベートを取っていたとしたら。
下請けの場合は2000万円。孫請けになると1600万円。
ひ孫請けでは1280万。
…ここまでくると、依頼した金額のほぼ半分にしかなりません。

施主は当然、払ったお金分だけのグレードは要求します。
しかし、孫請けひ孫請けなどでは、施主の要求するグレードと、建築側がもらえるお金に、とんでもない差が出てくるのです。

では、少ないお金で施主の要求するグレードに合わせるようにするとどうなるか?
厳密に言えば、要求されるグレードになんて合わせられるわけはありません。
合わせたように見せかける、ということしかできないでしょう。
どこかを安くあげないと無理なのですから。

で、こういう理由で、施主には見えないところでコストダウンするしかない…となってくる可能性はきわめて高いと思います。

また、当然のことですが、たとえ下請けを使ったとしても、工事を請け負う責任を持たないといけないのは、あくまであなたが頼んだ業者です。

もし、工事請負契約書に、「第三者に工事を請け負わせることを施主が了承すること」なんて一文があったら注意しましょう。これは、ヘタをすると、業者が「監理も第三者にまかせますよ」と言ってるも同じことなんです。

つまり、最悪の場合、業者はリベートだけを取り、あとはほったらかし。
何かあっても、「第三者の工事請負を了承したじゃないか」となってしまう可能性があるわけです。

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