展示場モデルハウスは「家」じゃない

モデルハウス


家を建てたいと考えた時、多くの人が業者選びの大きなポイントとしているもののひとつが、住宅展示場にあるモデルハウス。しかし、展示場モデルハウスは、実際に施工する一般的な住宅よりずっと広く、そして豪華に造られています。「そんなこと分かってるよ」という人も多いでしょう。

しかし、実際には分かっていない人が多いからこそ、業者にとって効果があるからこそ、豪華なモデルハウスが存在し続けるのです。

モデルハウスは、客に「こんなのは夢のまた夢だよなー」と思わせない程度に、大きく膨らませた「家のイメージ」です。「この家そのものは無理だけど、こんな『雰囲気』のものなら何とか」といったところでしょうか。だから本人も知らないうちに多少なりとも幻想を持ってしまうケースが少なくないのです。

これはとある住宅メーカーの人が実際に話してくれたことですが、本当に等身大のモデルハウスではお客さんが来てくれないらしいんですよね…^^;

周りの他社の物件が豪華ですもん、実際見劣りしますよね、確かに。住宅の検討を始めたばかりの人は、まずイメージをつかむことに走りがちで、あまりに現実的で「夢」の部分が見えない物件には寄りついてくれない、これが実態のようです。

つまりモデルハウスは、あなたに「おー、ここの家いい感じじゃん!」とまず最高の第一印象を与えるのが目的で建っているんです。仕様も何もかもグレードが違いますから、本当の家との居住性の差なんて知ったこっちゃありません。

開放感やデザイン性に気をとられないで下さい。
どれがオプションか、標準仕様だとどこまでの差が出るのかしっかり確認しておきましょう。

ちなみに、モデルハウスではよく「完成見学会」などの案内などをもらえることがあります。どうせ見るなら現実の家であるこちらの方がよほど参考になります。どんどん行ってみましょう。

とはいえ、この見学会をおこなう家も、業者の判断である程度は選別されていますけどね…標準より多少グレードが高めの家が多いですから、この点は留意しておきましょう。

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