身内の業者だからと信用しない

信用


親戚などの身内や、友達といった身近な人に建築関係の仕事をしている人がいますか?あなたが家を建てるとき、当然その人たちも検討対象に入ってくるでしょう。

いえ、それどころか、もうそこに頼むことをすっかり決め込んでしまっている人もいるかもしれません。しかし、ちょっと待って下さい。現実には、こうした身内・友人などが建てた家でも、かなりのトラブルが出ているのです。なぜそんなことになるのでしょう?

ひとつ目の理由は、根拠もなく信頼してしまっていること。「長いつきあいだし、まさかあの人がいい加減な事はしないだろう」「あの人のことは私もよく知っているよ、大丈夫」でも、それは、単に普段のプライベートの場での人柄を見ただけでの判断ではないですか?

本当に仕事ぶりを客観的に判断できた上での評価ですか?

人柄の良さと仕事の出来不出来は別物です。
たとえ一生懸命にやってくれたとしても、根本的に技術・知識不足の人だっているのです。「仕事としての実績」を見なければダメですよ。

トラブル頻発のもうひとつの理由は、ビジネスの中に普段のプライベートな人間関係が混じってしまうため、要求や文句が言いにくい、という心理面。

ここを逆手にとって、「建てる側」に都合のいいようにペースを握られてしまうことが多いのです。こうなってしまうと、施主側も結果的に、自分たちの希望が反映されてないと不満を持つことになります。でも、終わってしまっては後の祭りなんですよ。ここで初めて後悔してもどうにもなりません。

もちろん無条件で身内や友人を使うなとは言いません。
他の業者と同じく、誠実でよい仕事をしてくれるところもあれば、どうしようもないことをやらかすところもある、ということを冷静に認識する必要があるということです。だから、他の業者と比較検討することをきっちり伝えましょう。

知り合いなんだから無条件に自分のところに仕事をくれて当たり前、という態度をとってくるようなところは、もうその時点で外した方がいいです。

そして、冷静に比較した上で契約したとすれば、もうそこからはビジネス。身内・友人だからと遠慮したりせず、あくまで業者相手だと意識して、チェックもきっちりしていきましょう。

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