基礎工事はなるべく見に行こう

欠陥住宅


家の建築において、もっともトラブルや問題が発生しやすいのが
基礎工事です。

しかも基礎はあとで欠陥がみつかったとしても、補修・補強はそう容易にできるものではありません。基礎工事をきちんとやってもらうことは、いい家作りに欠かせないことです。ですからここは目を光らせておきたいところ。

特に、鉄筋を組む「配筋工事」が始まるころからは、できるだけ現場に足を運んでこまめにチェックすることを強くおすすめします。

まずは鉄筋のピッチが契約どおりきちんと守られているかどうか、まっすぐ立っているかを見ましょう。そしてコンクリートを流すために組まれた型枠と鉄筋の距離も測り、かぶり厚が確保されていることもきちんと確認しておきます。もちろん基礎そのものの厚みも。

あと、基礎と土台をつなぐアンカーボルトという金具のチェックも大事です。
これは基礎の中央にまっすぐ立てられているかどうかをチェックしましょう。
また、このアンカーボルトは、コンクリートを流しこむ前に鉄筋に固定して設置するやり方をおすすめします。

これ以外の方法としては、流し込んだあとに田植えのようにコンクリートに埋めこんで設置するやり方がありますが、この方法は位置や高さのズレなどが生じやすいとされますので、避けたほうが賢明でしょう。

そして型枠にコンクリートを流しこむ「打説工事」。
ここでもっとも注意しないといけないのは、コンクリートに余分な水を加えられないか、ということですね。
コンクリートはほんの少し水分が増えただけでも、その強度は著しく低下してしまい、いわゆる「シャブコン」ができあがってしまいます。

ですから、この工事はまず雨の日におこなってはいけません。
人為的に水を加えるのはもってのほかです。そして、流しこみに時間がかかってしまうと、先に流したコンクリートからどんどん固まり始めてしまい、コンクリートが一体化しません。

「コールドジョイント」と呼ばれる、強度が低下した欠陥状態になってしまいますので、作業は手早くおこなわなければいけません。ですから打説工事にはコンクリートポンプ車の使用を強くおすすめします。

ここからはしばらく養生が必要です。
型枠を外すまでには夏場は3日以上、冬場は5日以上が目安です。
型枠が外れたら、基礎の状態をよく見ておきましょう。

きれいでなめらかに仕上がっていますか?
表面にクラック(ヒビ)や、何かがはがれたようなあとや、
石のかたまりのような玉状の形のものが見えたりしたら、危険信号です。

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